スプリングセールで購入、面白かった。40%OFFは安い、定価で良かった
ネタバレ込みの簡単な感想
システム
古き良きクリックアドベンチャーという印象。ただ本ゲーム特有?のパノラマ視点は新鮮に感じた、しかし酔いそうだった
シール探しは飽き防止としては面白くはあったが、マップが切り替わったら必ず探すことになってしまい、テンポは悪くなっていたように感じた
また見逃しがあると悔しいので画面を少し明るめにしてしまい、雰囲気が若干損なわれた気もする。
これくらいの長さであればいらなかった気がした
全体的な印象
- 本所事変の話に合った七不思議パワーになってる、複雑な作り話は読んでいて面白かった
- 白石嬢の乗り移りによる性格といい、根島の学生の名前を覚えていることといい、設定が細かく納得感が強い
- いわゆる尺稼ぎ部分があまりない気がする。読む分には楽ではあるが、尺稼ぎをすると解像度が上がりやすいことから読者が登場人物の肩を持つ理由になる。そのため今回のようなギミックの場合はもう少し稼いでもよかったのではないか、と思った
最後のギミック
すぐにわかったのだけれども、近づいてきてからでないとだめ、ということに気が付かず迷走してしまった……
堪えが効かなくなったのはヨクナイ、気を付けなくては
ただ興家君がヤれた理由が最後まで分からなかった。送り提灯の性能を読んだら確かにそうなのに、、、不覚
また始めと終わりに同じ質問をするのは趣深い。回答はどちらも同じだったが、終わりの方は答えるまでに結構悩んだ。
呪影が失われているなら、やり直せる気もしてしまっただけれども、やっぱり一度失われたからね。しかたない
逆崎約子
白石嬢が呪いを使い復讐をしてしまったことに対して、自分に勝手に入り込んだ白石嬢を責めるでもなく、自分が殺意を抱いていたがゆえに白石嬢に殺しをさせてしまったという。やさしい……
セーブを忘れないこととする表現、(昔見たことがある気もするが)いい。ゲーム特有の表現はノベルゲームをしている感が強い
その他
置いてけ堀の子は普通にかわいそうな話で、悲しかった……
つくづく思う、生まれたのが平和な世で良かった